大黒柱が亡くなったときの遺族年金

「遺族年金」という言葉をご存じですか?
あまり知られていないようですが、実は日本の年金制度の中にあるのです。
一家の大黒柱の人が死亡すると、残された家族は生活できなくて困りますよね。
特に子どもの場合、食べるものに困って体の発育が悪くなったり、学費が払えなくて高校を退学になったりなど、人生が大きく狂ってしまうおそれがあります。
そのような悲しいことが起こらないよう、遺族に対して年金を給付する制度が設けられているのです。
国民年金に加入している「一家の大黒柱」の人が万一死亡した場合、残された子どもが18歳未満(障害児の場合は20歳未満)の場合に「遺族基礎年金」が給付されます。
厚生年金にも加入している場合は遺族基礎年金に加え「遺族厚生年金」も給付されます。こちらは子どものいない家庭でも、配偶者・父母・祖父母へ給付される場合があります。
平成25年度の支給額は、遺族基礎年金・子どもが1人の場合で778,500円。
(子どもの人数や、受取人が妻か子どもかによって加算される制度もあります)
これだけの額が、子どもが大きくなるまで毎年支給されるのです。
残された家族にとっては大変助かることでしょう。
ただし、ここで大事なことを1つ。
大黒柱の人が生前に国民年金の保険料を滞納していると、遺族に対する年金がもらえない場合があるのです。
昨今の年金問題に対してうんざりしている方も少なくないとは思いますが、家族を守るためにも、年金保険料はきちんと納めておく方が良いと言えます。

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